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Here is an unofficial fan blog of Wakaba Higuchi who is a Japanese female Figure Skater.
17-18FS「007 Skyfall/James Bond Medley」音源考察
 

JUGEMテーマ:フィギュアスケート


新葉選手の新FS、勝負のフリーがまさかの007メドレーということで、
音源について語りたいというか007について語りたい。
テクニカル考察は別にやります。とりあえず音源を語りたいんだ。
分析っていうか私がどんだけ007が好きか語ってるだけかもしれない。

私はかなり重度の洋画オタク&007マニア(非正規含め27作クリア済&円盤所持)なので、
いろんなバイアスかかりまくってます、ご注意を。
ボンドオンボンド、ボンドアンサイクロペディアは英日両方で持ってるし、
ボンドカー・トップギアは輸入したし、殆どの007関連ムックはチェック済(気に入ったら即購入)、
マダム・タッソーにメジャーを持ち込んで歴代ボンド俳優の各種サイズを測りました。
正直キモい。多分、スケオタやってなかったら007オタ名乗ってると思う。
(主にクレイグ期とダルトン期が好きです。もちろん他俳優も皆好きですが。)

前置きが長くなりました。
新葉選手の17-18シーズンFS「ジェームズ・ボンド・メドレー」の分析&考察です。

1. Sound Effect from "Skyfall"

一瞬ですがかなり重要。

映画『007/Skyfall』の冒頭シーン、マネーペニーがボンドを誤射してボンドが峡谷に落下し、水面に激突し水底に沈んでいく音です。

振り付けがもがくような始まりなのはここのクレイグの動きを忠実に再現しています。

SEなので残念ながらサントラには入っていません、映画を観てください。笑

2.映画『007 スカイフォール』Skyfall- Komodo Dragon

映画では使われてない部分もプログラムに入っています。
もちろんサントラ盤にはきちんと収録されていますので、購入される方はご安心を。
AdeleのSkyfallをベースに使っている為、比較的よくフィギュアで使われる曲です。
アイスダンスで何度か聞いた気がするが探すのが面倒くさい。笑
需品将校"Q"(スカイフォール以降のQはベン・ウィショーです)の力作である、
掌紋認証機能付きワルサーPPKを敵と格闘の末、コモドドラゴンに喰わせてしまう場面。
ここのファイトは結構映画の中でもシュール7かつ面白いシーンです。
スカイフォールの見どころの一つ。
これでセヴリン(スカイフォールにおけるボンドガール)を落とします。


3.映画『007 ロシアより愛をこめて』From Russia With Love - Girl Trouble

『007 ロシアより愛をこめて』(ショーン・コネリー主演)のサウンドトラックから。
ご存知、バンクーバー五輪でキム・ヨナ選手(当時)がSPに使ったものと同じ曲です。
『ロシア〜』は007二作目なので、作曲は当然、ガンバレル・シークエンスと同じジョン・バリー。

実際の映画での使用よりテンポが早いのはニューマンのアレンジかな。

参考までにヨナさんの使用曲は以下。
『サンダーボール大作戦』
『ロシアより愛をこめて』※これが新葉選手の使用部分と同じ
『ドクター・ノオ』
『ダイ・アナザー・デイ』
以上四作のサントラに加え、
「James Bond Theme」のエレキカバーとオーケストラカバーのMIXです。
配分的には『サンダーボール大作戦』のサントラが多かったはず。
バンク当時も解析しようとしたんですが、
割とちゃっちゃと編曲再現CDが発売されたのでやめたんですよね。笑

4.映画『007 スカイフォール』
Skyfall-Adele "Skyfall" covered by Caroline Campbell Feat. William Joseph


イントロの数秒だけ使われています。
Adeleの「Skayfall」を、米国ヴァイオリニストのキャロライン・キャンベルと、
ピアニストのウィリアム・ジョセフがカバーした音源です。
普通にAdele版をそのままつなげても不自然じゃないはずなんですが、
雰囲気を『ロシア〜』から『スカイフォール』にはっきり切り替える為に入れたのかな。
次からヴォーカルが入り音源の基本音量が上がるため、かなりキーポイントになりそうです。
余談ですがキャロライン・キャンベルは様々な映画音楽をカバーしており、
スカイフォールの音源もそのカバーアルバムに収録されています。
(『From Hollywood With Love』)
ニュー・シネマ・パラダイスのカバーとかもあってそれもすごくいい音源なんですよね。
いつか誰か滑らないかな。


5.映画『007 スカイフォール』Skayfall-"Skyfall" by Adele

言うまでもなく映画スカイフォールの主題歌、
オスカー歌曲賞を獲った超有名曲。勿論ヴォーカル入りです。
あとは最後までこれ。
初めて聞いた時、アデルの声が始まった瞬間の総毛立つほどの感動は未だに覚えています。
この曲、歌詞がものすごく難解(解釈がたくさんある)なことで有名なので、
詳しく解説してくださっているブログのリンクを↓に貼っておきます。

「およげ!対訳くん」
http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2012/11/skyfall-adele.html

正直、映画の字幕につけられている、
戸田奈津子訳の歌詞はかーなーり間違っているので、
(なぜ007なのに"Number"を「電話番号」と訳すのか理解できないです)
自分なりに解釈してみたい方は色々調べてみた方がいいと思います。
っていうか調べてください。私は映画歌詞訳は絶対許せない派です。笑
日本語でも英語でも(恐らくスカイフォールが公開されたすべての国の言語で)、
山のように考察されています…私は手当たり次第読みまくった口ですが、
いまだにどの解釈が自分なりの正解なのかは決めかねています。


ここから私の勝手なプログラム考察(↑も充分勝手ですが)!!!


007プロなのに、しかも既に正規24作目の『007 スペクター』が公開され、
サム・スミスの主題歌(Writing's On The Wall)もしっかりオスカーを獲っているのに、
何故有名な「James Bond Theme」や「Writing's On The Wall」を使わないのか。
恐らくはとにかく大前提として、
アデルの「スカイフォール」という歌をベースにしたいプロなんだと思いますが、
(現状、クレイグ期四作でもっとも評価が高いのはスカイフォール/興収はスペクターの方が上ですがね)
だったら何故すべて『007 スカイフォール』関連のサントラでまとめず、
コネリー期の『007 ロシアより愛をこめて』を入れたのか。
しかもバンクーバー五輪金メダリストのヨナが使ったものと同じ曲です。
ここにシェイリーン・ボーンさんが新葉選手に表現して欲しい部分の鍵があるように感じます。
女性×007といえば「ボンドガール」な訳ですが(マネーペニーは別として)、
007シリーズにおいて「ボンドガール」像が確立されたのは、
実はこの『007 ロシアより愛をこめて』が最初です(多分一般的な解釈、間違ってないはず)。
で、その『ロシア〜』でボンドガールが活躍するのは「Girl Trouble」。
その他、さまざまな007シリーズの「お約束」が方向付けられたのも、
ほぼこの『ロシアより〜』からだと言っても過言ではない。
そうなるとシェイリーンは新葉選手に、
すごくトラディショナルでオーセンティックな「007」を演じて欲しいのじゃないかと。
男性的な部分(ボンド)をメインとしつつも、
メインがアデルであることによって女性的な部分(ボンドガール)のイメージも持たせている印象。
あとはやはり、「勝利」を意識して踊りきってほしいのかなと。
…でもそれなら何で「James Bond Theme」を省くんだ?という堂々巡り!笑
そうなるとやっぱり、プログラムの原点は「スカイフォール」なんですよね…よくわかんなくなってきた。

ここまでぐだぐだ考えておいてあれですが、新葉選手に似合うのは確かです。
五輪シーズンでベッタベタの選曲が多い中、
こんな超絶コンテンポラリーな選曲&振り付けって言うのがね。
まぁそれを受けとめて演じる覚悟を決めた新葉選手もとんでもないんですが。
すごいプログラムだなと思います。シェイリーン天才。
…ま、でもはっきり言って超弩級の鬼プロだと思う。
あんなコレオ踊れるの多分新葉選手とボーンさん本人だけ…。
と言うか、ボーン/クラーツ組の現役時代の映像などをご覧になればわかると思うのですが、
ボーンさんは足首の可動域がちょっとどころかだいぶおかしい(褒めてます)ので、
普通の人間がどれだけ訓練しても多分ボーンさんの動きの完全再現はできないと思います、怪我します。
要素についての考察はまた後日やりたいのでおいておきますが、
恐らく普通にジャンプ抜きで滑っても体力使うレベルの密度のコレオです。
怪我する前のオズモンドがやってた、繋ぎが多すぎて内蔵捻れるんじゃね?みたいなところが頻繁にあります。
うまく説明できないんですがほんと観たらわかる!
こうなってくるとかなり体調管理というか体力の維持に注意しないといけないんじゃないかな…。

とにかく、今シーズン楽しみで仕方ありません。何回007が観られるかな。
全ての現地に行くつもりでいるので、現時点で残り5回は確定していますが、もっと観たいです。

posted by WakaHFans | 17:55 | Programs | comments(0) | - |
17-18EX 「Hallelujah」by Pentatonix

曲名:Hallelujah
歌手:Pentatonix
原曲:Leonard Cohen(レナード・コーエン) / Jeff Buckley(ジェフ・バックリー)
振付:望月梨早

使用音源はこちら。



選曲・振り付けはホリデイ・オン・アイスや

シルク・ド・ソレイユ『クリスタル』等で活躍中のプロスケーター、
新葉さんの先輩でもある望月梨早さん。
(ショーの間で帰国中、タイミングが合ってお願いできたとのこと)
早い段階で「Hallelujah」にすることは決まっていたのですが、
ジェフ・バックリー版か、ペンタトニックス版かで新葉選手はかなり悩んだそうです。
「私は私の「Hallelujah」を表現したい、見せたい」という気持ちはあれど、
ジェレミー・テン選手の引退シーズンのフリーや、
ヴァーチュ/モイアー組の12-13シーズンのEXを見ていたので、バックリー版にも惹かれたと。
最終的には望月さんと話し合ってペンタトニックス版になりました。

個人的にはペンタトニックス版で大賛成。
アカペラのヴォーカルで滑るのは新鮮だし、カースティンの女性ヴォーカルが入っている分、
コンテンポラリーで若々しく瑞々しいEXになっていると思います。
特にカースティンのパートの振り付け、とても好きです。

しかしとにかく、歌詞がとても難しい曲です。
もちろんキリスト教的・宗教的な意味合いを含んではいますが、恋愛感情について述べているようにも思えます。
ヴォーカル入りの楽曲はどうしても歌詞に引っ張られがちですし、
日本人がチャレンジするには難しい選曲じゃないか、と最初は思いましたが、
演技を見ると、新葉選手はきちんと新葉選手なりに「Hallelujah」の歌詞を理解して、
氷を使ってその歌詞と音楽を表現しているように感じました。
今季、何回このすがすがしく美しい「Hallelujah」を拝見できるか、とても楽しみです。

posted by WakaHFans | 17:35 | Programs | comments(0) | - |